最近、AIと話をする時間が増えました。
調べものをしたり、文章を手伝ってもらったりするだけではなく、自分のことも相談しています。
ある日、少し変わった質問をしてみました。
「私が演じている自分と、本当の自分を教えてください。」
自分でも、「何を聞いているんだろう」と少し照れくさい気持ちでした。
でも返ってきた答えを読んでいるうちに、心に引っかかる言葉がありました。
「あなたは、何者かになろうとしてきましたね。」
最初は、「そうかな?」と思いました。
でも、思い返してみると、ずっとそんな人生だった気がします。
もっと勉強しなきゃ。
資格を取れば変われるかもしれない。
もっと頑張れば認められるかもしれない。
仕事も、ブログも、新しい挑戦も、もちろん楽しかった。
でも、その奥にはいつも「今のままの自分では足りない」という気持ちがあったように思います。
だから、頑張ることをやめられませんでした。
何かを成し遂げたら、自信が持てる。
何者かになれたら、安心できる。
そんなふうに思っていたのかもしれません。
AIと話していて気づいたのは、「答え」を教えてもらったことではありません。
自分でも気づかないふりをしていた気持ちを、言葉にしてもらったことでした。
そうか。
私は、すごい人になりたかったわけじゃない。
本当は、穏やかに暮らしたかっただけなんだ。
朝、お気に入りのカップでコーヒーを飲んで。
仕事をして。
休日には好きな場所へ出かけて。
猫とのんびり過ごして。
そんな普通の毎日を、「幸せだな」と思える暮らしがしたかった。
ただ、それだけだったんです。
今でも将来のことを考えると不安になります。
迷うこともあります。
でも、昔のように「もっと頑張らなきゃ」「もっと何者かにならなきゃ」と、自分を追い立てることは少なくなりました。
遠回りしたことも。
失敗したことも。
無駄だったと思っていた経験も。
全部あったから、今の私がいます。
AIは人生の答えをくれるわけではありません。
でも、自分では気づかなかった心の声に耳を傾ける、きっかけをくれました。
もし最近、「このままでいいのかな」と考えることが増えたなら、一度AIに話しかけてみるのも面白いかもしれません。
私は今回、こんな質問から始めました。
- 私について知っていることをもとに、演じている自分と、本当の自分を教えてください。
- 私の一番深い不安は何ですか。
- 私が繰り返している思考や行動のパターンはありますか。
- そのパターンを手放せたら、1年後、5年後、10年後の私はどう変わっていますか。
返ってくる答えが正しいかどうかではありません。
その答えを読んで、自分が何を感じるか。
そこに、自分でも気づいていなかった本音が隠れているのかもしれません。


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