人生の後半、やっと自分のために生きることにした

心のこと

1.何もない部屋から、始まった

夫に追い出されるような形で家を出て、1年半が過ぎた。

最初に辿り着いたのは、小さな古い団地だった。家具もない、キッチン用品もない、何もない部屋。静寂の中で、ゴボゴボと排水管が唸る音だけが響いた。今でも慣れない。正直、好きになれない音だ。

それでも窓から見上げると、星がきれいだった。こんなにきれいな星、久しぶりに見た気がした。

ここに住むのはどんな人たちだろう。私みたいに、家族を失った人もいるのかな。そんなことをぼんやり考えながら、私の「再出発」は始まった。

萎縮してしまった心を、少しずつ解きほぐしていく場所。それが今の私の家。

2.自己紹介

はじめまして。ひよりといいます。

50代、会社員。ごく普通の毎日を送っているように見えて、ここ数年はずっと嵐の中にいた。

結婚して25年が過ぎた。長い時間をかけて、その結婚が私を少しずつ削っていった。声を荒げられること、無視されること、お酒が入るともっと怖かった。詳しいことはいつかゆっくり書くつもりだけれど、ある日私は決めた。もう限界だ、と。

逃げたのか、と聞かれたら、正直わからない。でも今は、「やっと選んだ」という気持ちの方が強い。

50代で1人になるのは、怖かった。今も怖いことはたくさんある。それでもこうして、小さな団地の窓から星を見上げながら、少しずつ自分を取り戻している。

3.ブログを始めた理由

なぜブログを始めたのか。

うまく説明できないけれど、誰かに読んでほしかった。同じような場所で、同じように静かに傷ついている誰かに。

「私だけじゃないんだ」そう思える場所を作りたかった。でも同時に、自分自身のためでもある。書くことで、自分の気持ちを整理したかった。あの25年間を、なかったことにしたくなかった。

50代からでも、人生はやり直せる。そう信じたいし、このブログがその証明になればいいと思っている。

派手なことは何もない。でも正直に書く。それだけは約束できる。

4.ここまで読んでくれた皆さんへ

このブログを読んでくれているあなたへ。

もしかしたら今、誰にも言えない気持ちを抱えているかもしれない。夜中に1人で泣いたことがあるかもしれない。それでも朝になったら、何事もなかったように出勤して、笑っているかもしれない。

私もそうだった。

ここでは、きれいごとは書かない。うまくいかない日も、情けない自分も、全部正直に書いていく。あなたの隣で、同じように悩んでいる友人みたいな存在でいられたら嬉しい。

人生の後半は、自分のために生きていい。そう思えるきっかけに、このブログがなれたら幸いです。

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