先日からブログを書き始めました。
自分の経験を書くことは、正直、簡単ではありません。重たい内容もあります。でも、もし誰かが「自分だけじゃなかった」と感じたり、少しでも心を整理するきっかけになったりするなら——そう思って、少しずつ書いています。
幸せだと思おうとしていた頃
結婚してしばらくは、幸せだった。
少なくとも、私はそう思おうとしていた。
最初に異変を感じたのは、ある日の夜のことだった。
退職した会社の元同僚たちと飲みに行った。久しぶりに会う懐かしい顔ぶれで、他愛もない話をして帰宅した。ただそれだけのことだった。
でも、夫の様子がおかしかった。
「メールのやりとりが馴れ馴れしかった。」
それだけの理由で、夫は約2週間、無視が続いた。
理由もわからないまま謝っていた
私は謝った。理由もよくわからないまま、謝った。
早く終わらせたかった。今振り返れば、その頃からすでに「相手の機嫌を損ねないこと」が、私の最優先になっていたのだと思う。
浮気発覚と「信じるしかなかった」気持ち
夫の浮気を知ったのは、その後のことだった。怒りよりも先に、頭が真っ白になったことを覚えている。夫の言い分は、嫌な気持ちにさせられたから・・・と。
義母も交えて話し合いをした。夫は「もうしない」と言った。私はその言葉を信じることにした。
いや、信じるしかなかった——という方が、本当は近いのかもしれない。
今では、こんな風にサラッと書けるけど、当時の自分はどん底にだった。夫が離れていってしまうかもしれない不安でいっぱいだった。悔しかったけど、本当に弱かった。
子どもが生まれても消えなかった恐怖
やがて子どもが生まれた。夫は子どもをかわいがった。
その姿を見て、私は「やっぱりこの夫で良かったんだ」と思った。そう思いたかった。
でも、夜が怖かった。お酒が入ると、夫は変わった。
大きな声。
荒れる空気。
些細なことへの怒り。
私は子どもを抱きながら、いつも息を潜めていた。
怒らせないように。
気づかれないように。
「普通」になっていった違和感
いつの間にか、それが私の“普通”になっていた。
妹と会うことを嫌がられた。
友達への連絡もためらうようになった。
外の世界が、少しずつ遠くなっていった。
そして夫は言い続けた。
「お前は何もできない無能な人間だ」
おかしいと思う気力も、だんだん薄れていった。
モラハラという言葉を知らなかった頃
これがモラハラだと知ったのは、ずっとずっと後のことだった。あの頃の私には、その言葉すらなかった。だから、「私が悪いんだ」「もっと頑張ればいいんだ」と思っていた。妻は我慢が一番大事。そういう時代だったから、何も疑わなかった。
でも今ならわかる。
人は、少しずつ心を削られていくと、自分の感覚さえ信じられなくなっていく。
おわりに
同じように、
「なんとなく苦しい」
「でも自分が悪い気がする」
そんな気持ちを抱えながら過ごしている人がいるかもしれません。
この記事が、誰かにとって
“自分の気持ちを見つめ直す小さなきっかけ”になれたらと思っています。
これからも、自分のペースで書いていきます。


コメント